【防災グッズ】古いメガネを用意しておくことをオススメします

2018年11月2日

みなさん防災グッズの準備はいかがでしょうか? 食料や水、電池などいろいろ揃えられておられることと思います。 以前テレビで「メガネを準備しておいた方がいい」と言っていた事を思い出したので、今回は「メガネ」について紹介させて頂きたいと思います。

なぜ、メガネを用意しておいた方が良いのか?

メガネは顔の一部なんです

「メガネは~顔の一部です♪ だから東〇メガネ~♪」ってコマーシャルが以前ありました。 これを知ってる方はアラフォー以上の方が多いかと(笑)

冗談はさておき、この歌詞の通り、メガネは生活に欠かせない必須のアイテムです。 管理人もメガネをかけていますが、最近は乱視が強くなってきておりさらに老眼も進んできているので、近くのものを見るのにメガネを上に上げて見たり、細かい字や細かい手作業のときは老眼鏡をかけたりしています。

避難する際に持ち出せるとは限りません

メガネは就寝するとき「いつも同じ場所」に置いておられると思います。 毎日のことなので習慣になっており、暗い部屋の中でも手探りで見つけられるのではないでしょうか?

しかし、就寝中に突然大きな地震が襲ってきたらどうでしょうか? 「いつもの場所に置いてるから大丈夫!目を瞑っていても取れるくらいなれているから大丈夫!」って言われる方が多いと思います。 管理人もそうでした。

1995年1月に発生した阪神・淡路大震災大震災の際、管理人は兵庫県におりました。 地鳴りのあと大きな揺れが発生し、とっさに隣に寝ていた乳幼児だった子供を抱え下の階に降りようとしたのですが、あの時の揺れは尋常でなく、子供を抱え両膝を布団についたまま、立ち上がれず、布団の上で左右に振られ続けました。 机の引き出しはすべて空き棚の上のものは落ちてきて、子供を守るのに必死でした。 地震がおさまったあと下へ降りたのですが、着の身着のまま、もちろんメガネは付けていません。

メガネを取りに二階へ行き懐中電灯で照らした部屋の中は、色々なものが散乱しゴチャゴチャでしかもものすごい埃だらけでした。 幸いメガネは潰れていませんでしたが、就寝前に置いていた机の上から2メートルくらい横の畳の上で発見しました。

防災対策をはじめるきっかけになったのはこの震災からでした。 就寝中の地震で非難することを想定すると、メガネはおろか、靴も履かないで家から飛び出してしまうのでは?と思います。 揺れがひどければ置いていた場所から移動しますし、ものが落ちてきて壊れてしまうかも知れません。 ですので、防災グッズにメガネを準備しておいたほうが良いと自身の経験から言えます。

避難先での生活に支障をきたす恐れがあります

避難所など避難先に行った場合ですが、避難者名簿に記入したり、注意事項などの書類が配られたりとメガネを必要とする状況が多々あると思います。 また共同生活になるので班に分かれていろいろな作業をすることも出てきます。 こういった際にメガネがないと効率は悪くなりますし自身の目が普段以上に疲れてしまうと思います。

お金を掛けないでメガネを準備するには

古いメガネを探しましょう

防災グッズとしてメガネを新調するとなると、安いものでも10000円くらいかかってしまいます。 いざという時に必要だから!と言えればいいのですが、管理人の懐は暖かくないので別な方法で用意しました。 それは、今使っているメガネのひとつ前のメガネを使うってことです。 管理人は貧乏性なので、新しいメガネが壊れたら、代替えがないと不便なので、前のメガネを保管するようにしています。 そのメガネを防災グッズとして再利用しています。

今のメガネと前のメガネでは、おそらく度数が若干違うかも知れませんが、二つ三つ前のメガネと比べたらそんなに大きく度数が変わらないと思います。 仮に一つ前が無く二つ三つ前しかなかったとしても、それでもないよりはマシですので再利用すればよいと思います。

ハードケースに入れて保管を

防災グッズは食料品や水、ラジオ 電池 ライトなどいろいろなものを入れますが、多くは固いものが多いのではないでしょうか? メガネは柔らかいものですので、固いケースに入れて保管したほうがよいと思います。 固いケースて色付きの透明なプラスチックのケースがありますが、あれは力がかかると「ペキッ」って割れやすいのでオススメできないです。 不透明で指で押して少し弾力のあるプラスチックのものが良いのではないでしょうか? カバンの中で他のものとぶつかっても多少なら割れないと思います。 100円ショップにいくといろいろなケースがあるので、これからケースを準備するという方は、一度100円ショップをのぞいてみてはいかがでしょうか?

メガネは短期用の防災用品に入れましょう

管理人は防災用品の保管を短期用と長期用の二種類を用意しています。 短期用は2日間、長期用は一週間を目安として食料や用品を入れています。 短期用はすぐに持ち出せるように玄関においているのですが、メガネは短期用に入れておいた方が良いと思います。

最後にまとめ

今回は防災グッズとしてメガネを紹介させて頂きました。

  • メガネは顔の一部なんです
  • 避難する際に持ち出せるとは限りません
  • 避難先での生活に支障をきたす恐れがあります
  • 古いメガネを探しましょう
  • ハードケースに入れて保管を
  • メガネは短期用の防災用品に入れましょう

メガネをかけている人にとってメガネは生活の必需品です。 避難先で車やバイクを運転しなくてはならない状況があるかも知れません。 予備のメガネがあれば、その安心感は大きなものだと思います。 みなさんの一助になればと思い過去の経験から記載してみました。

次回も、オススメの食品や防災用品について書いていきたいと思います。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。