【防災グッズ】避難時の情報収集は乾電池式ラジオがオススメです

皆さん防災グッズの準備はいかがでしょうか? 食料品や水などいろいろ揃えられていると思います。 いざというとき自宅や避難先で食事・水は入手できたとした場合、次に必要なものは何でしょうか? おそらく情報を得る、ということではないでしょうか? 今どうなっているのか? 情報を得ないと次にどうすれば良いかわからず、大きな不安につながると思います。今回は情報の入手に便利なラジオについて紹介したいと思います。

乾電池式ラジオをススメる理由とは?

ラジオは消費電力が小さい

多くの方がもたれているスマホにはラジオがついているモデルもありますし、ラジオ用のアプリを入れることで聴くことができ便利ですが、ラジオ放送のデータを電話回線を通して受信し、かつ、受信する放送局を設定するためにGPSアンテナを常に動かす必要があるアプリがほとんどなので、データの受信、GPS、スピーカーあるいはイヤホンへの出力、と消費電力が多くなります。 ラジオなら機能がシンプルなので、アンテナで受信、スピーカーあるいはイヤホンへの出力のみなので消費電力は小さく、単三電池1本で100時間もつモデルもあります。

スマホのラジオは避難時には向かない

多くの方がもたれているスマートフォンですが、ラジオがついているモデルもありますし、なくてもラジオのアプリを入れることで聞けるようになるので大変便利ものです。

ですがスマートフォンでラジオを聞くと、電池の減りが電話で通話するよりも早いんです。 まずラジオのアプリを起動します。 するとスマートフォンのGPSアンテナが現在いる場所の位置情報を取得し、受信可能な放送局をアプリに一覧表示します。 一覧表示された放送局から選ぶと放送が流れ、スピーカーあるいはイヤホンから音声が流れます。

スマートフォンのアプリは、音声で楽しむだけでなく、文字情報を画面に表示しています。 例えば、今聞いている放送番組の情報や今流れている音楽の曲名や歌手名、さらにはアプリで聞いている人限定のお得な情報などが表示されたりします。

ラジオを聞くだけで、これだけの事をしているので、スマートフォンのバッテリーの消耗は多くなります。 電車や車、歩きでもそうですが、移動しながらアプリのラジオを聞くと、GPSアンテナが常に位置情報をチェックし続けるので、立ち止まって聞いている時よりも余計にバッテリーを消耗してしまいます。 管理人はアプリのラジオを聴きながら通勤しているのですが、二時間で約20パーセントのバッテリーを消耗しており、行きと帰りで40パーセント強のバッテリーを日々消耗しています。

このように、スマートフォンでラジオを聞くのは便利ですが、バッテリーの消耗が激しいので、災害避難時には適しません。

スマートフォンは、出来る限りバッテリーを温存し、電話やSNS、ラインなど連絡を取り合う用途に絞った使い方をしたほうが良いと思います。
情報は刻一刻と変わるので新しい情報を入手するにはラジオをつけっぱなしになることは必至です。 つけっぱなしにするには、電池の消耗が少ないもの、電池の入手しやすいものが適していると思います。

ラジオとライトは分けて準備した方が良い

防災用品では、ラジオ機能にあわせ、ライト機能や充電の為の発電機能がついているものがあります。 一見、必要な機能がついていて便利そうなのですが、使うシチュエーションを考えたらどうでしょうか? 1人で使うなら良いのですが、家族で使うとなると、ある人はラジオを聞いている、ある人はスマホを充電したい、ある人はトイレに移動するのでライトを使いたい、など。 いろいろな機能がついてるのは便利なのですが、実際の使用状況を考えると、ラジオはラジオ、ライトはライトと、必要とする機能毎に用意しておいた方が良いと思います。 また、ハンドルを廻す発電機能ですが、避難所で夜中に廻していると寝ている方から「うるさい」と苦情がきたという話を聞いたことがあるので、充電は場所と時間を考えた方が良さそうです。

無駄の少ないラジオの準備方法は

単三乾電池のラジオがオススメ

携帯できるラジオを探すと、単三乾電池のモデルが最も多く見つかります。 これは携帯性を上げるに大きな電池でなく手頃なサイズで入手しやすい単三乾電池が採用されているのだと思います。 管理人は単三乾電池のモデルをオススメします。

イヤホンジャック付のラジオがオススメ

情報を得るには普段だと家族もいるのでテレビが多いと思います。 停電のときや災害で自宅にいるときですと、ラジオのスピーカーからニュースを流すことで家族みんなが聴けるので便利ですが、避難所ではどうでしょうか? 被災して集まっているんだからみんな聴きたいでしょ?と言う意見があると思いますが、避難所では同じ時間に起きて同じ時間に寝る、ということはなく、ある人は朝5時に起きる、ある人は7時に起きる、寝るときは、ある人は23時に、ある人は21時にと、それぞれの生活サイクルがあります。

避難所が体育館だと防犯の観点から照明はつけっぱなしになるのが一般的なようです。 ですので、夜寝られず、日中眠くなり寝るケースもあります。 イヤホンが使えるラジオなら、周りの方に迷惑をかけることなく必要な時に情報を入手する事が可能です。

乾電池の準備は単四乾電池をオススメします

乾電池はご存知のとおり、単一が一番大きく重いです。 単一単二と、数字が大きくなると軽くなり、サイズは単一から単五がありますが、電圧はすべて1.5Vですが、蓄電容量では単一が最も多く単五が最も小さいです。 防災用品を準備する際には、電池のサイズを極力同じサイズで揃えることをオススメします。 管理人は単四乾電池で準備しています。 その理由は下記のとおりです。

コンビニで売れ残ってる可能性が高い?

単三乾電池は最も使われているサイズだと思います。 単四乾電池は厚さを嫌う電化製品に使われることが多いです。 単三乾電池はコンビニなどでは最初になくなります。 阪神淡路大震災でコンビニへ電池にを買いに行ったのですが、四角い電池はそれなりに残っていて、単四乾電池が少し残っていたくらいでした。

家で入手しやすい?

家を見回すと単四乾電池を使った電化製品があるのではないでしょうか? テレビのリモコン、エアコンのリモコン、パソコンの無線キーボードとマウス、などです。

リモコンは大体二本入っていますので、仮にテレビが二台、エアコンが四台あると、12本の単四乾電池が、パソコンが1セットあればうまくすれば4本、合計16本の単四乾電池を見つけられる可能性があります。

予備の電池を用意するのは大切ですが、万が一電池がなくなったならば、リモコンの電池が予備になるんです。 自分の家になかったらご近所さんに借りに行くのも可能かと思います。 停電してるので、リモコン使いませんから(笑)

コンビニで残っている可能性が他に比べ高く、かつ家の中で探しやすい、これが管理人が単四乾電池をオススメしている理由なんです。

電池の融通には「サイズ変換アダプター」で!

電池を融通出来るように、ラジオ、ライトの乾電池のサイズは一緒のものを選んだほうがよいです。
防災グッズを紹介しているサイトを眺めてみると、単三乾電池とアダプターの準備をススメてるサイトが多いです。

ということは、いざというとき単三乾電池の需要が高くなり入手困難になるのは必至です。 ですので管理人は、自身の経験から、他のサイトと同じことではなく、避難時に入手の可能性が少しでも高くなるような提案を読んで下さる方にはしなくては!という思いから、この記事を書いています。

サイズ変換アダプターは電池蓋のなかで保管を

アダプターはまとめて保管するとかさばります。 防災グッズとして準備した電池蓋の中に保管してはいかがでしょうか?

電池をいれてないので空ですので、そこに入れておけば、電池を入れたままを防げますし、空いている空間を有効に使えます。 おそらく準備したアダプターはほとんどが電池蓋に納まるのではと思います。

最後にまとめ

今回は乾電池式ラジオについて紹介させて頂きました。
防災グッズはいろいろなものがありますが、無駄なく効率よく揃えたいものですね。

  • 単三乾電池のラジオがオススメ
  • イヤホンジャック付のラジオがオススメ
  • 乾電池の準備は単四乾電池をオススメします
  • 電池の融通には「サイズ変換アダプター」で!
  • サイズ変換アダプターは電池蓋のなかで保管を

今後も食料品やアイテムを紹介していければと思います。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。